公共アート



《リズム十号》 フロリアン・クラール/禾磊芸術

作品のインスピレーションは宇宙飛行?時空飛行?それとも深遠な宇宙への憧れ?ドイツ人芸術家のフロリアン・クラールの作品は神秘的な未来への憧憬を形にしたものです。リズム感のある彫刻で、白く滑らかに輝く透かし彫りの造形、メタリックな内部構造はまるでSF映画の一場面のようです。空港ターミナルは私たちの未来に対する前衛的なインスピレーションを刺激してくれます。

リズム十号 サイド リズム十号 ポジティブ

 


《速》 許宗傑/禾磊藝術

作品は出国ゲート前エスカレーターの天井に設置されています。エスカレーターに乗ると、幻想的な光と影が時空のリズム感を感じさせてくれます。具象と抽象、虚と実、光と影が相互に対照的に流れていきます。流動的な光の束は、時には航空機を乗り越え、各地の時間を表す数字が煌めき、光芒がスピーディーに飛び去っていきます。旅人の心情を奮い立たせてくれるでしょう。

 

速 - 台中 速 - 航空機

 


《太古の記憶-飛行への憧れ》 高田洋一/禾磊芸術

年少時に夢にみた飛行は一枚の花びら、一枚の葉、一匹の鳥や一匹の昆虫が風に乗って飛び立つ姿に似ています。日本人芸術家の高田洋一が飛行への憧憬と想像からインスピレーションを受け、原始の自然を作品中に表現しました。空気からの自然な波流を表現した作品は、空間に柔軟、優雅、自由な舞いであり、一種の生物工学と自然のイメージなのです。この精密な工芸と科学テクノロジーは美学の下で結びつき、風動アートを生み出したのです。

 

太古の記憶-飛行への憧れ - リモート写真 太古の記憶-飛行への憧れ - 最近の写真



《流転するクールな雲》蔡文祥/葛菲雅奇設計

飛行中に空中で雲と思いがけず出会うことを想像した創作。白い雲の形と空港の空間を大胆に組み合わせたことで、多元な芸術のイメージが生まれた。薄く平らな雲を空港ターミナルビルの空間のあちこちに高さを変えて吊り下げ、現代的なシンプル感と風の流動感を表現し、飛行機で空を飛ぶと雲と出会えるといった不思議な感動を想像している。

 

流転するクールな雲-1 流転するクールな雲-2
流転するクールな雲-3 流転するクールな雲-4



 



出處:臺中國際機場入口網
文章網址:http://www.tca.gov.tw/jp/index.php?act=article&code=print&ID=&ids=622&date_start=